Comments

私たちは知らずにそれぞれの辺境にいて、互いを遠く呼び合っている、
偏ったちっぽけな存在なのだろう。そんな気づきを与えてくれる作品群です。

文月悠光(詩人)

若手のように発掘してもらえるわけでもない中、中年ナルキソス東海林毅がついに本気を出す。
どの作品も独創的でユニーク。この次、いったいどんな本気の長編を撮るのか。
もし書いてくれと言われたら怖い。

足立 紳(脚本家・映画監督)

映画作家はいい意味でド変態じゃないと。
東海林監督は、映像の作り込みも少ないセリフも、じつに映画らしい映画作りをされる方ですが、どこかド変態。マジで。でもそういう人、大好きよ。

よしひろまさみち(映画ライター)

東海林監督の映画はポジの映像にネガの世界観が宿っている。その逆もしかり。端正な画面に痛ましすぎる関係性が描かれ、やるせない物語展開に突然救いの光が仄見える。だがその希望はさらなる転落への罠なのだろうか。東海林監督のまなざしを通して見た世界は、それでも生きるに値するのだろうか。彼の心の本当の奥底の声を聞くために、もう一度劇場で再見したいと思う。

渋谷哲也(ドイツ映画研究/東京国際大学教授)

異形と異界。美と不気味。慈愛と偏愛。
カメレオールの美意識をビジュアル化したら、多分この映画達の様になる。
この喜びは…魂に出会えたからか?

職業怪人カメレオール(怪人)